日本ハートビル工業 塗る滑り止め 屋外用とは

日本ハートビル工業株式会社は、『福祉の快適環境をデザインする』をモットーとした、福祉の専門メーカーです。

創業は1966年で船津製作所として創業者船津外喜男によって建築サイン会社が創られました。
ときは東京オリンピックの3年後で、1970年の4年後の大阪万博を控えてとあって、外国人観光客が増えていました。

そんななか、言葉を使わずに視覚的に表現される『ピクトグラム』サインが本格的に使われ始めていました。
船津製作所は、このピクトグラムサインを使ったものを製品化して、特にホームセンターを中心にプレートのセット販売を始めました。

30年近く一般向けにプレートを販売していましたが、1994年の『ハートビル法』施工により、より高齢者や障がい者等に対して必要な商品を開発して社会に貢献することに舵をきりました。

ハートビル法は、高齢者や身体障がい者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進のための法律です。
1996年に会社の方針を示す社名、『日本ハートビル工業株式会社』に変更しました。

開発とした商品としては、福祉に特化した視覚障がい者向け点字サイン・点字タイル・点字鋲があります。

これにより福祉の専門メーカーとして認識されるようになりました。
ここで、日本ハートビル工業が開発をした画期的な商品を紹介します。

これは、アメリカ海軍航空母艦のフライトデッキの滑り止めのためのもので、海水にぬれたり、油汚れに耐えられる塗料です。アメリカ海軍の80%が、日本ハートビル工業の滑り止め塗料を使っています。

この塗料の一般的な用途としては、工場の油汚れ箇所、雨の日の玄関先、ハードにグリップを要求する場所、常に濡れているレストランの厨房や洗い場に使えます。
適応床材としては、コンクリート、タイル、石、木、金属です。

この塗る滑り止め剤は、屋外用です。

ですから、水にぬれてももちろん大丈夫ですし、誰にでも手軽に塗っていただくことができます。
また、対候性は5年と長く、他の会社のものと有効継続期間を比較してみても優れています。

屋外で薬品を使ったり、油を使ったり、水を使ったりする環境で、効果を発揮します。ここぞというところに是非ご利用してみてください。