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床滑り止め対策にワックスを購入!ワックス掛けの正しい手順とは?
みなさんこんにちは
おかげさまで創業50年!
お客様から床が滑るとのご相談を多く受け、床滑り止めに取り組んでいるフローリング専門職人、床滑り止め.comの天野です。
床の滑り対策として、様々なメーカーから滑り止めワックスなるものが販売されていますが、実際に使用してみると多くの方に喜ばれているようです。
私自身は、床施工の専門職なのでコーティングに勝るものはないと、どうしても犬猿がちでしたが、実際の評価が悪くないので、おすすめしていくのもありかなって思っています。
ご要望があれば、滑り止めワックスの施工もお伺いします。
ただ、やっぱり費用は掛けたくないもの、自分でワックスがけをしようと思っている方も多いでしょう。
しかし、ワックスによっては、どうやって塗っていいのか手順が明確に記載されておらず、分からない商品もあります。
そこで本日は、ワックスがけの正しい手順をご紹介していきます。
ただ、特殊なワックスもありますので、すべてがこの限りではありません。
ワックス掛けは何年毎に?
ワックスの効果を十分に発揮するためには、定期的塗り替えが必要です。
中には、数年ごとで良いと記載しているサイトも見かけますが、それでは効果が薄れてしまっていてもおかしくありません。
ズバリワックス塗り替え時期は【少しでも滑りやすく感じた時】です。
製品ごとに性能が違うので、何年毎に塗れば良いと断言できないのがワックスです。
また、数回に一度はワックスを取り除く剥離という作業が必要です。
【参考 🔗フローリングに黒ずみや薄い汚れが!取り除くための方法ワックス剥離とは】
ワックスがけの正しい手順とは?
1.塗布面をきれいに清掃 |
ワックスを塗る部分を綺麗にします。掃除では、こびりついた汚れをしっかりと落とします。 この際、何も塗布されていないのであれば、アルコールなどでさっと拭けばきれいに落とせます。汚れやホコリが残らないようにしましょう。 |
2.ワックスの塗布 |
液体タイプのワックスを床に適量落とし、ムラのないように塗布していきます。ワックス専用ワイパーなどを使用し、フローリングの板目に沿って塗っていきます。 |
3.乾燥 |
しっかり乾燥させます。自然乾燥が一番ですが、送風機などで乾かしても良いです。 ただ、乾かないうちに塗り重ねるとムラになってしまいます。 気をつけましょう。乾いたら2度塗りがオススメです。 |
以上の手順を踏んでワックス塗りの完成です。
ワックス掛けで均一な塗布量でなけれ部分的に濃艶が出ることがありますが、時間が経つと馴染んでくるので心配ありません。
ただ、気になるのであれば、乾燥してから、もう一度薄く均一に塗ることで目立たなくなります。
滑りについてですが、改善されない場合は他の原因が考えられます。ほかの対処方法に変えましょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
ワックスを適当に塗ってしまっていませんでしたか?
ほこりや汚れがある中で、塗ってしまうとワックス掛けをしてもくすんだ感じになってしまいます。
1度塗りや2度塗りだけでは分からないかもしれませんが、塗り重ねた場合、決してきれいな仕上がりとは言えない状態になります。
また、ところどころに毛が挟まっていたり、ゴミを巻き込んでいたら嫌ですよね!
正しい手順を踏んでワックス掛けを行うことをおすすめします。