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転倒時の安全に配慮した床材!衝撃吸収フローリングとは?
みなさんこんにちは
床すべり止め.comです。
転倒時にケガに直結する床ですが、近年、機能を付加することで、より安全になったフローリングが登場しています。
そのフローリングはどのようなものなのでしょうか?
本日は、衝撃吸収フローリングについてお伝えしていきます。
転倒は100%防げるわけではない、だからこそ更なる安全性を!
子供や高齢者にとっては、屋外だけではなく屋内での転倒事故も多く、危険な場所の一つとなり得ます。
屋内での事故を防ぐために家全体をバリアフリー仕様に改装したり、高齢者が転倒防止のため運動をして筋力をつけるという方法もありますが、そう簡単にできることではありませんし、時間もかかります。
また、そうすることによって100%転倒事故を防げることは不可能に近いと言えます。
そこで少し視点を変えて、「転倒しても安全な環境」を作ることも1つの手段です。
そこで注目されるのが、衝撃吸収フローリングです。
例えば、永大産業株式会社が2011年から衝撃吸収フローリング「セーフケアダイレクト」発売しています。
介護保険施設や老人福祉施設、高齢者用賃貸住宅を始め、一般住宅向けにも販売しています。
マンションなどに多いコンクリート床に直接施工し、裏面に貼りつけた特殊緩衝剤が転倒時の衝撃を緩和してくれます。
すり傷や摩耗に強いので、キャスター付きの家具や車いすの使用も問題ありません。
上にホットカーペットを敷くことも可能ですので、これまでの床と変わりなく、むしろより使い勝手良く使用することができます。
フローリングでありながら畳に近い衝撃吸収性能があり、実際に植木鉢を落下させても割れないという実験結果が得られました。
また、実際の人間の頭部をモデル化した装置を200mmの高さから落下させても特殊緩衝剤が衝撃を吸収し、下にあるコンクリートスラブに床の基材が到達していないことがわかりました。
転倒時の衝撃吸収はもちろんですが、通常の歩行に関しても歩行感が良くなるため疲れにくくなります。
従来、衝撃吸収性能を取り入れたい場合は二重床にする必要がありましたが、セーフケアダイレクトでは製品自体に衝撃吸収性能があるため、コストと工期を大幅に削減することができます。
ここではセーフケアダイレクトについてご紹介しましたが、他にもペットの汚れや耐アンモニア塗装が施されていたり消臭効果や遮音効果のある衝撃吸収フローリング等を販売している会社もあります。
最後に
室内の安全性に目を向けることで、どこが危険なのかが見えてくるでしょう。
ただ、段差もそうですが、すべてを解消することは難しい面もあります。
衝撃吸収フローリングを採用しようと思えば、おのずとリフォームが必要となってきます。
リフォームが無理と言う方にも、置くだけで、より安全になる商品などがあります。
子供・お年寄りを転倒の危険から守り、自宅を安心して暮らせる環境にしたい方は一度検討してみてはいかがでしょうか?