薄膜溶剤2液型速乾エポキシ樹脂系塗床材『ユカクリート床雅』

ユカクリート床雅は、速乾性に極めて優れ、1日で2回塗装が可能。
作業効率抜群な速乾型エポキシ床用塗料です。

特長

  • 塗装後24時間(20℃以上)で車両の通行が可能になります。
  • 耐摩耗性と耐久性に優れています。
  • ホルムアルデヒドの放散量が少なく、日本塗料工業会の認定を受けています。
    日塗工登録番号 D01156
    ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆(規制対象外)

用途

  • 家電工場、電子工場、組立工場、整備工場、金属工場、機械工場、化学工場、めっき工場、印刷工場、食品加工工場、飲料製造工場、精密部品工場、薬品工場
  • 手術室、実験室
  • 事務所
  • 学校、店舗
  • 廊下、階段
  • 食堂
  • 研究室
  • 倉庫
  • 配送センター
  • 駐車場(コンクリート面)、駐輪場(コンクリート面)
  • 機械装置や運搬装置のある床
  • 診療所 など

●塗膜物性

※ 塗膜物性の試験結果は、実測値であり保証値ではありません。
試験項目 試験結果 備考
光沢度 90 JIS K 5600-4-7
鉛筆引っかき値 3H JIS K 5600-5-4
耐摩耗性(mg) 28 JIS K 5970 CS-17 4.9N 1000回転
99 日本塗り床工業会 CS-17 9.8N 1000回転
付着強さ(N/m㎡) 2.9 建研式による(基材破壊)
耐水性 異常なし 水道水、30日間浸せき
耐アルカリ性 異常なし 5% NaOH、30日間浸せき
耐酸性 異常なし 5% HCl、7日間浸せき
ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆ JIS K 5601-4-1

■コーティング工法 平滑仕上げ(新設モルタル・コンクリート面の場合)

工程 品名 内容 塗付量
(kg/㎡/回)
塗装間隔
(23℃)
1 下地 下地モルタル・コンクリートは金ゴテ仕上げで十分強度のあることを確認して下さい。
通常、モルタルは打設後2週間以上、コンクリートは4週間以上の養生が必要です。
2 下地
処理
1. 含水調査は、ポリエチレンフィルムを床面に敷き、周囲をテープで密封して翌日(16時間後)
開封する手順で行い、床面が黒っぽく濡れたりフィルムに結露したりしていないこと。
また、含水率は、デジタル式水分計で5%以下が目安です(ケット科学研究所製)。
2. 必ず全面をサンドペーパーがけ(P24~P40)により、目荒しを行い、汚染物やレイタンス
などを取り除きます。
3. 油脂、グリース、タールなどは、洗剤又は溶剤などで除去します。
4. 必要に応じて、クラック・穴などは補修します。
3 下塗 ユカクリート
プライマーS
主剤と硬化剤を2:1(質量比)で混合します。
ユカクリートシンナーEPで0~20%(質量)希釈し、
むらのないようにはけ、ローラーで塗装します。
0.10~
0.15
3時間以上
48時間以内
4 上塗
(1回目)
ユカクリート
床雅
主剤と硬化剤を4:1(質量比)で混合します。
ユカクリートシンナーEPで10~20%(質量)希釈し、
むらのないようにはけ、ローラーで塗装します。
0.14~
0.16
3時間以上
48時間以内
5 上塗
(2回目)
ユカクリート
床雅
主剤と硬化剤を4:1(質量比)で混合します。
ユカクリートシンナーEPで10~20%(質量)希釈し、
むらのないようにはけ、ローラーで塗装します。
0.14~
0.16

■可使時間、硬化時間と養生時間

※養生時間は車両通行可能時間です。
10℃ 20℃ 30℃
可使時間 3時間 2時間 1時間
硬化時間 6時間 3時間 2時間
養生時間 40時間 24時間 16時間

◎容量と塗装面積

※塗装面積は素地の状態により多少変動する事があります。
容量 塗装面積
ユカクリート床雅 16kgセット
(主剤 12.8kg:硬化剤 3.2kg)
約 100~110㎡/回/セット
ユカクリートプライマーS 15kgセット
(主剤 10.0kg:硬化剤 5.0kg)
約 100~150㎡/回/セット