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フローリングが突然滑りやすくなった!その理由はジョイントマット
みなさんこんにちは
床すべり.comの石井です。
ところで、フローリングの床を歩いていて、突然滑る感覚に襲われたことはないですか?
本日は、なぜ滑ったのか、その理由を解説していきます。
なぜ滑る感覚に襲われたのか?
このトラブル、実は時々、知恵袋などでも書かれています。
床の滑りがワックスのせいなのかと考えても原因が分からないならば、住宅に敷かれているジョイントマットの可能性があります。
ジョイントマットを歩いた後でフローリングの上を歩くと滑りやすくなっていること気がつく人も少なくないようです。
実際には、ジョイントマットの上を歩いてからスリッパを靴下のまま履くと同じようにスリッパ内でも滑ります。
一部のジョイントマットに実は滑りやすくする原因があるのです。
そのマットとは、EVA樹脂製のものになります。
表面には、成型時にフッ素樹脂が付着された状態のままとなっていることがあるのです。
なぜジョイントマットの表面にフッ素樹脂が残っているのか不思議に思う人もいるでしょう。
実は、ジョイントマット製造課程では金型により作られているため、離剥剤としてフッ素樹脂や油を塗布して金型から剥がれやすくしています。
新品購入したジョイントマットは、金型から外した製造した当時のままで封入されて店頭に並んでいるために、ぬるま湯で洗うか拭き取るといったことをしない限り、フッ素樹脂が残ったままになるわけです。
普段生活している間で、足の裏にかかる体重は意外に大きいので、靴下にフッ素樹脂がそのまま付着した上に更に圧力で均一化されてしまいます。
その状態でフローリングの上を歩けば、足の裏に油を塗ったまま歩いている状態に近くなるので自然と滑るわけです。
つまり、フローリングの床を歩く際にジョイントマットも家庭内で使用しているならば、表面に付着しているフッ素樹脂をしっかり除去することが優先事項になります。
ジョイントマットの材質から、耐熱温度はさほど高くないのでぬるま湯で1枚ずつ洗うか何度か同じぬるま湯を使った布で拭き取る作業を繰り返すと、滑る感覚が無くなっていきます。
ただ、その物質が体に良いのか悪いのかまでは解りません。
いすれにせよ、表記の無いものなので、しっかりと落とした方が良いと思います。
もし、フライパンのテフロンコーティングを薄くしたようなものが塗られていると考えれば、除去する作業を繰り返すだけで改善出来るでしょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
ちょっと変わったすべりの危険性についてお伝えしていきました。
もし、室内で違和感を感じたら、他にも原因があるのかもしれません。
購入してきたものが、原因で滑る、日ごろ作成工程を見ていないからこそ気をつけたいことですね‼