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氷の上はなぜ滑るのか?未解決の謎が解明
みなさんこんにちは
床すべり止め.comの石井です。
本日は、あまりすべり止め工事と関係ありませんが、氷の上がなぜ滑るかという今まで解決されていなかった疑問についてお伝えします。
氷の上で滑る理由とは
氷は元々滑るものですが、スケートをするときの靴で何故きれいに滑ることが出来るのか気になります。
しかしながら氷が滑る理由に関して科学的に解明されず、謎のままになっていました。
最近分かったことですが、氷は滑るものとは認識しないそうです。
えっ!!てなりますが
氷に圧力を加えることで氷が溶けて滑るという結論に至ることが解明されたのです。
氷と圧力の関係について
氷があった場合滑ってしまうのかというと、いくつかの層があるからです。
氷を作った後地面に置いておくと誰かが氷の上で歩いたとき滑って転びますよね。
私達が一般的に解釈しているのは氷と水はいつも一緒についているものであり、氷の水が程よく溶けたから滑って転ぶという解釈です。
しかしよく考えるとこの道理ならスケートの靴で滑ってしまうのが当たり前で、滑ることすら出来ません。
氷から出た水そのものが滑るのではなく、別の理由があったのです。
一度は水分子というものを聞いたことがあると思います。
マイナス70度までは水分子の種類が1つだけれど、マイナス70度を超えてしまうと水分子が2種類出きます。
実はこのマイナス70度から高くしたり低くすることで摩擦力が変わります。
例えばスケート靴。
体重が圧力を加えて水を溶かしながら走ることで摩擦力が生まれます。
摩擦力や圧力があるから滑っても転ばずに上手に走ることが出来ます。
また氷から水になる接点の近い0度からもう少し冷えた-7度の温度では溶けやすい状態です。
水が溶けやすいと転びやすくなるのではないかと考えがちですが、残っている氷の部分に圧力が余計に加わることで、摩擦力がさらに高くなるという解明がされています。
簡潔に説明すると、氷が溶けて水が出来るから滑るのではなく、水分子の関係や摩擦力の関係が氷の上で上手く加わっているから上手に滑ることが出来ます。
だからスケートリンクを普通に歩いていると油断すれば転んでしまうし、スケート専用靴のように圧力が加わりやすい靴を履いていれば圧力が上手に加わるのです。