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【店舗転倒事故事例】防滑対策費用では済まない損害賠償請求額
みなさんこんにちは
床滑り止め.comの石井です。
お店を管理している方で、床の滑りやすさを意識することはありますか?
たぶん、意識していると答える方が多いでしょう。
ただ、意識していても、実際に滑りやすかったとしたら、どうすれば良いのでしょうか?
もちろん、直ぐに何らかの対策を講じる必要があります。
なぜか?
それは、気づかないうちに、お客さまへ不快感を与えているかもしれませんし、怪我はしなかったものの転んだケースだってあると思います。
店舗で滑りによって転んだ経験を持つ人は少なくないハズです。
私自身も、危険だと思う場所に何回も遭遇しています。
すべり事故による事例
店舗で働いている人が考えることは、「良い環境のもとでお客様をお迎えしそして満足して帰ってもらうこと」ではないでしょうか?
このことを実現するには、店舗でのサービス向上に加えて店舗自体の環境を整えることも大切です。
今では、店舗利用に際し安全も必要不可欠になっています。
それを痛感させられるのが、過失とは思ってもみなかったような事案が発生した時です。
今回は店舗で実際に発生した転倒事故に関する事案を紹介します。
ケーススタディ1 コンビニでの転倒事故
その日もいつものように水拭きをしましたが、乾拭きをするのを忘れていました。
すると、その場所で来店客が足を滑らせて転んでしまったのです。
この事例に対し、裁判所は水拭き後に乾拭きをするのを怠ったとしてコンビニに対してその責任を肯定しました。
ケーススタディ2 雨の日の衣料量販店チェーン店入口での事故
これらに共通するのは、不特定多数の人が来客することです。
多くの人が来ることを前提にその人が身に着けている服装や履物に対する状況を考慮した上で適切に対応せよということになります。
補足すると、人を呼び込む店の性質上、来店する人の靴は新品の物もあれば長期間履いているものもあるので、その滑りやすさは異なっているという認識のもと、全ての来店客に対して滑らない様に配慮する必要があるということです。
ケーススタディ3 ショッピングセンターでアイスクリームで足を滑らせ転倒
とあるショッピングセンターの買い物客がアイスクリーム売り場の通路を通った時のことです。
そこには偶然にもアイスクリームが落ちており、うっかり足を取られて滑ってしまったのです。
買い物客の年齢が高齢であったこともあり、右大腿骨と第二腰椎を骨折した上に下肢の関節機能に障害も残りました。
この例のように、店舗での転倒はひょんなことが原因で起こるうえに重大な怪我に通じる恐れもあるので、店舗を運営する側は適切に対応する必要があります。
ケーススタディ4 店内転倒事故
外に出ようとした57歳の女性客が、店舗出入口に敷かれたマットに足を載せた途端、マットの端がまくれ上がって転倒し、後遺障害が残る傷害を負った事例です。
マットの裏側が濡れており、足を乗せたことで滑ったのが原因。客の安全を確保する必要があるのに、管理を業者に任せきりにしていたと銀行側の注意義務違反を認めました。
ケーススタディ5 ビル内での転倒事故
ビル清掃において低コストを業者に強要したことで十分な清掃が出来てなかったこと、そして床に油や水が付着していたことが原因になります。
高額な損害賠償請求の事例になります。
最後に
知らず知らずのうちに滑りやすくなってしまうのは、店舗ならではの使用頻度にあると言えます。
住まいのように、家族数人で暮らしているのであれば、建築当初のグリップ力が保たれるでしょう、しかし、一日に延べ何千~何万も歩くような場所であれば、摩耗が早くて当然です。
だからこそ、防滑メンテナンスは必要なのです。
メンテナンスを怠ったことで、店へ悪影響を与えることは避けたいものです。
そういったことも踏まえ滑り止めについてこれからも、より良い情報をお届けしていきます。
施設管理者さまや店舗経営者さまに知ってほしい”危険マップ作成による危険情報の共有、転倒の危険がある場所にステッカーを貼り見える化する運動”
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【参考 🔗転倒災害を防げ!!行おうstop! 転倒災害プロジェクト】