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自分で出来るの?大浴場の床の滑り止め対策とは
みなさんこんにちは
床滑り止め.comの石井です。
本日は、大浴場のすべり止め対策についてです。
管理の違いで起こる弊害
滑りにくいタイルや石材を使った場合にも発生してしまうのが大浴場の床の滑りです。
どんなに高性能なタイルや石材を用いてもその管理が間違っていれば、良い機能は維持できません。
そのような状況に陥る主な原因について考えるとともに自分でできる対策方法を説明します。
まず、床が滑る状況を改善するために最初に確認したいのが「清掃」です。
床が滑る原因のうちで非常に多いのが、石鹸やシャンプーなどにより発生する「ぬめり」や石鹸が固まった「石鹸カス」などで、この二つの問題を解決することによって、滑る状況は大きく改善されます。
一般に大浴場の床に使われるのは、タイルか石のいずれかになります。
床面がタイルであれば酸性の洗剤でもアルカリ性の洗剤でも使えるので、ぬめりを取る場合にはアルカリ性の洗剤を、そして石鹸カスの除去には酸性の洗剤を使用して清掃することでタイルの滑りを防ぐことができます。
一方、床面に石が使ってある場合には少し注意が必要です。
このケースでは酸性の洗剤やアルカリ性の洗剤を石に使うことで、石の独特の見栄えが損なわれることもあるため、中性洗剤を使うことがセオリーとなっています。
浴槽滑り止め対策商品について
さて、ぬめりや石鹸カスに対処したけれども状況があまり改善しなかった場合には、「酸性洗剤を使って石などの素材の表面に凹凸をつける」という方法もあります。
石の見栄えが変わってしまう上に掃除がしにくくなるというデメリットも抱えていますが、凹凸がある分滑りにくくなるので現在の状況を改善できるかもしれません。
浴槽用滑り止めのシールや塗料という手も
また、「浴槽用滑り止めのシールを張ることや塗料を塗る」ことも対策として考えられます。
シールに関しては値段がお手頃な上に汚れた時に張り替えればいいだけという点が魅力的です。
しかし、大浴場の利用状況によってはシールを交換する間隔が短くなり、業務量が増えてしまうことも考えられます。
他方、塗料に関しては年単位の効果持続が可能なものもあり、検討してもみてもよいでしょう。
ただし完璧な仕上がりを求めるのならば業者の力が必要になるかもしれません。
ここまで、床の滑り止め対策について書いてきましたが、重要なことは清掃などの日々のメンテナンスです。
この積み重ねが快適な大浴場の環境を生みます。
もしその対策でも改善しない場合には、自らの予算に合わせて今回説明したような別の対策をする必要があります。
最後に
いかがだったでしょうか?
清掃はしっかりと行っているけど滑る場合には、やはり業者に相談してみてほうが良いです。
私たちも、日ごろから滑りについてのご相談や温泉のお湯が漏れるなどの相談をお受けしています。
まずはお気軽にご相談ください。