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歩行に快適な高弾力性を実現する塗床材『ユカクリートハイクッションゴムチップ』

高弾性ウレタン系塗床材『ユカクリートハイクッションゴムチップ』

ユカクリートハイクッションゴムチップ工法は、高弾性のゴムチップを強靱なウレタン樹脂で圧着させた高弾力性の塗床工法です。
およそ10mmの弾性層は、ゴムの弾性と適度の空隙が衝撃を吸収して快適な歩行感を生み出します。

特長

  1. 素足にもやさしく、優れた歩行感が得られます。
  2. ハイクッション性がありますので転んでもけがをしにくい安全な床が得られます。
  3. 景観舗装材として使用できます。
  4. 耐久性に優れています。
  5. 透水性に優れています(透水工法の場合)。
  6. ホルムアルデヒドの放散量が少なく、日本塗料工業会の認定を受けています。
    ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆(規制対象外)
  7. 透水型と表面排水型があります。
    透水型はゴムチップを樹脂で圧着したままの仕上げであり、表面排水型は弾性骨材を表層に重ねて防滑性を向上させる工法です。

用途

その他、クッション性を必要とする床面
幼稚園 福祉施設 スポーツ施設 ジョギングコース ゴルフ場 屋上 歩道橋 歩径路 開放廊下 プールサイド
透水仕上げ
表面排水仕上げ

標準塗装仕様

●カラー弾性モルタル工法 透水仕上げ 厚み 約10mm

工程 品名 内容 塗付量
(kg/㎡)
塗装間隔
(23℃)
1 下地 下地コンクリート及びモルタルは金ゴテ仕上げで、十分に強度のあるもの。
通常、モルタルは打設後2週間以上、コンクリートは4週間以上の養生が必要。
2 下地
処理
1. 新設モルタル及びコンクリートの含水調査は、ポリエチレンフィルムを床面に敷き、
周囲をテープで密封して翌日(16時間後)開封する手順で行い、床面が黒っぽく濡れたり
フィルムに結露していないこと。
また、含水率は、デジタル式水分計で5%以下を目安とする。
2. 必ず全面をサンドペーパーがけ(P24~P40)により目荒らしを行い、汚染物やレイタンス
などを除去する。
3. 油脂、グリース、タールなどは、シンナーか洗剤で除去する。
4. 必要に応じてクラック、穴などを補修する。
3 下塗
(1~2回)
ユカクリート
チップ#500
コンクリート用
プライマー
チップ#500コンクリート用プライマーを
ユカクリートシンナーUで20~30%(質量)
希釈し、はけ、ローラーを使って塗装する。
吸い込みが多い場合は2回塗りをする。
0.10/回 3時間
以内
4 舗装
(弾性層)
カラーチップ
3010

ユカクリート
チップクリヤー
#700

ユカクリート
チップクリヤー
#700
硬化触媒
①使用材料と混合順序
モルタルミキサーを作動させ、順序に従って
それぞれをよくかき混ぜながら下記質量で
混合する。
1.カラーチップ3010      20.00kg
2.チップクリヤー#700      4.00kg
※チップクリヤー#700硬化触媒 0.08kg
↑あらかじめ混合
(20℃で#700クリヤーに対し2%:可使時間30分)
───────────────────────
計             24.08kg(約2.5㎡分)

②要領
●カラーチップ3010に塊がある場合はモルタル
ミキサーに投入する前にほぐしておく。
●モルタルミキサーから取り出して舗装部分に
撒き、木ゴテ、レーキ等で所定の厚みに均一に
広げてから転圧する。
●熱ローラー、熱ゴテ等で転圧する。厚みが
均一になる様、施工面積を区切りながら転圧
する。(可使時間30分)
9.39 軽歩行
可能時間
24時間
以上

●弾性モルタル工法 表面排水仕上げ 厚み 約10mm

工程 品名 内容 塗付量
(kg/㎡)
塗装間隔
(23℃)
1 下地 (上記のハイクッションゴムチップ工法 カラー弾性モルタル工法透水仕上げに同じ)
2 下地
処理
3 下塗
(1~2回)
4 舗装
(弾性層)
ゴムチップ
#800-H

ユカクリート
チップ処理剤

ユカクリート
チップクリヤー
#500
①使用材料と混合順序
モルタルミキサーを作動させ、順序に従って
それぞれをよくかき混ぜながら下記質量で
混合する。
1.ゴムチップ#800-H    20.0kg
2.チップ処理剤       0.5kg
3.チップクリヤー#500    5.0kg
───────────────────────
計            25.5kg(約3.7㎡分)

②要領
●ゴムチップ#800-Hに塊がある場合はモルタル
ミキサーに投入する前にほぐしておく。
●モルタルミキサーから取り出して舗装部分に
撒き、木ゴテ、レーキ等で所定の厚みに均一に
広げてから転圧する。
●熱ローラー、熱ゴテ等で転圧する。厚みが均一に
なる様、施工面積を区切りながら転圧する。
(可使時間30分)
6.89 16時間
以上
3日以内
5 目止め ユカクリート
ターフ中塗
主剤と硬化剤を1:2(質量比)で混合する。
タレ防止剤(ミルコンMS-2)約9%と7号硅砂
30%(質量)を混合し、ユカクリートシンナーUで
5~10%(質量)希釈してコテ、ヘラ等で
しごき塗りを行い、舗装面の目止めを行う。
0.50~0.72 16時間
以上
3日以内
7号硅砂 0.15~0.22
ユカクリート
タレ防止剤
(ミルコンMS-2)
0.05~0.06
6 中塗 ユカクリート
ターフ中塗
主剤と硬化剤を1:2(質量比)で混合し、コテ、
ヘラ等で塗り広げる。
1.3 16時間
以上
3日以内
7 上塗
(防滑
仕上)
ユカクリート
ターフ
主剤と硬化剤を3:1(質量比)で混合する。
ユカクリートシンナーUで20~30%(質量)
希釈し、弾性骨材10%(質量)を加えて混合
した後、モルタルガンで吹き付ける。
ガンの口径は3~5mmが適当。
0.32~0.41 軽歩行
可能時間
24時間
以上

COLORS

●透水仕上げの場合


※実際の色調とは若干の相違がありますが、ご容赦下さい。

●表面排水仕上げの場合

No.10、18、21、27、28、29

※ユカクリート標準見本帳をご参照下さい。

容量と塗装面積

※施工厚みにより増減があります。
品名 材質 配合比
(質量)
容量 塗装面積
(㎡/1缶)
ユカクリートチップ#500
コンクリート用プライマー
ホルムアルデヒド放散等級
F☆☆☆☆(規制対象外)
日塗工登録番号 D01042
湿気
硬化型
ウレタン
1液 16kg 80/2回
ユカクリートチップクリヤー
#500
ホルムアルデヒド放散等級
F☆☆☆☆(規制対象外)
日塗工登録番号 D01041
湿気
硬化型
ウレタン
(黄変
タイプ)
1液 18kg 13~
14
ユカクリートチップ処理剤 1液 4kg
(標準型、冬型)
28
16kg
(標準型、冬型)
114~
115
ゴムチップ#800-H ゴム
チップ
(黒)
20kg 3.7~
3.8
ユカクリートチップクリヤー
#700
ホルムアルデヒド放散等級
F☆☆☆☆(規制対象外)
日塗工登録番号 D01181
湿気
硬化型
ウレタン
(無黄変
タイプ)
1液 18kg 11~
12
ユカクリートチップクリヤー
#700硬化触媒
1液 4kg、1kg 適量
カラーチップ3010(各色) カラー
ゴム
チップ
20kg 2.5~
2.6
ユカクリート
ターフ中塗
無溶剤型
ウレタン
主剤 1 18kg
セット
主剤 6kg 8.9~
10.0
硬化剤 2 硬化剤 12kg
ユカクリート
ターフ
アクリル
ウレタン
主剤 3 17.6kg
セット
主剤 12kg 43~
55
硬化剤 1 硬化剤 4kg
弾性
骨材
0.4 弾性
骨材
1.6kg

硬化時間と可使時間

●ユカクリートチップ#500コンクリート用プライマー

硬化時間3時間(23℃)

●ユカクリートチップクリヤー#500

※1 ユカクリートチップ処理剤冬型を使用した場合の時間です。
気温 7℃※1 15℃ 25℃ 35℃
硬化時間(時間) 10~15 6~8 4~5 2~3
可使時間(分) 20 60 45 20

●ユカクリートチップクリヤー#700 硬化触媒の添加量(質量%)

気温 5℃ 10℃ 15℃ 20℃ 25℃ 30℃
触媒添加量(%) 4 4 3 2 1 0.5
硬化時間(時間) 48 24 24 24 24 24
可使時間(分) 30 30 30 30 30 30

性能(透水工法10mm厚)

項目 結果 試験方法
1 耐水性 異常なし 水道水 1か月浸漬
2 引張強さ(N/m㎡) 0.4 JIS K 6251
3 引裂強さ(N/mm) 0.3 JIS K 6252
4 伸び率(%) 23 JIS K 6251