最新記事 by (全て見る)
- 石材床滑り止めの価格とは? - 2019年7月3日
- 耐摩耗性に優れ汚れが付きにくい水性塗床材『床水樹』 - 2019年5月28日
- 作業性、安全性に優れ塗替用にも適する塗床材『水系ボージンコート』 - 2019年5月23日
水系硬質ウレタン樹脂モルタル系塗床材『ユカクリートレジモルハードUW』
ユカクリートレジモルハードUWは、「低臭性」「速硬性」を兼ね備えただけでなく、従来のウレタン系塗床材、エポキシ系塗床材、MMA系塗床材よりも「耐熱性※」「耐水性」「耐薬品性」「耐衝撃性」を飛躍的にアップしました。
艶有・艶消の2種類の樹脂設定により、仕上りのバリエーションも増えました。
※防滑仕上げ 厚み約7mmの仕様により、耐熱性(耐ヒートショック性)を有する塗り床を形成します。
特長
環境対応
水系塗床材なので、「安全性」が高い上に「低臭性」で、施工中の溶剤臭気や残存臭気を嫌う場所に適しています。また、以下のいずれの物質についても、非配合となっています。
非配合
厚生労働省が定める
「シックハウス問題の原因物質」13物質
非配合
文部科学省が定める
「学校環境悪化の原因物質」6物質
非配合
国土交通省が定める
「品確法」に関わる5物質
耐熱性・耐水性
温水・熱水の流れる場所、特に厨房、食品工場などの床面や釜下などに適しています。
(釜下は「防滑仕上げ厚み約7mm」で施工)。
耐衝撃性
重量物が落下しても割れやはがれが起こりにくく衛生的な床面を形成します。
高い耐荷重性
圧縮強さが大きく重量のかかる場所に適しています。
速硬性
強度や接着性の発現が速く、施工後翌日(16時間後)には作業(軽歩行等)が可能です。
少ない工程数
改修がスムーズに行えます。
(防滑仕上げ、薄膜防滑仕上げは1工程、平滑仕上げ、薄膜平滑仕上げは2工程)。
耐摩耗性
リフトなど重車両の走行にも耐久性のある床面を形成します。
耐薬品性
酸・アルカリ・溶剤などに耐える床面を形成します。
高い付着力
コンクリート及びモルタル下地に対して、付着力の高い、耐久性に優れた仕上りになります。
耐汚染性(艶有)
主剤と硬化剤に「艶有」の樹脂を選択する事で耐汚染性に優れた床面を形成できます。
(汚染の度合いは使用頻度によります。)あ
酸素指数
酸素指数が26以上で難燃性です。
抗菌性
大腸菌・黄色ブドウ球菌・MRSAに対する耐性(抗菌性)を兼ね備えたレジモルハードUW抗菌仕様もございます。
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆
日本塗料工業会の認定を受けています。
日塗工登録番号:
D01087(防滑仕上げ)
D01088(平滑仕上げ)
D01221(薄膜防滑仕上げ)
D01259(薄膜平滑仕上げ)
D01260(立面仕上げ)
D01261(トップコート)
食品衛生法
▲食品衛生法 合格証明書
(平成18年厚生労働省告示第201号)
防かび性
防かび仕様もございます。ご相談ください。
各種仕様
ユカクリートレジモルハードUW 艶有・艶消 共通の工法となります。
工法(仕様) | 艶 有 |
艶 消 |
工程図 | 標準 厚み (mm) |
目安 となる 耐熱 温度 |
目地 切り |
工程 数 |
使用床 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レジモル ハードUW モルタル工法 防滑仕上げ |
○ | ◎ | 約7 | 130℃
釜下
○ |
要 | 1 | 釜下(沸騰水が 直接床に落下) 防滑性を要する 厨房、食堂、 給食センター、 食品加工工場、 食品製造工場 など |
|
レジモル ハードUW モルタル工法 薄膜防滑 仕上げ |
○ | ◎ | 約3 | 90℃
釜下
× |
要 | 1 | 沸騰水が直接落 下はしないが、 温熱水が流れ、 かつ防滑性を 要する 厨房、食堂、 給食センター、 食品加工工場、 食品製造工場 など |
|
レジモル ハードUW モルタル工法 平滑仕上げ ※汚染防止 は艶有 |
◎ | ○ | 約4 | 90℃
釜下
× |
要 | 2 | より物性強度を 必要とする床 車両やフォーク リフト等が通過 一般的な工場、 一般的な倉庫、 整備工場、 化学薬品工場 機械組立工場、 精密工場、 食品加工工場、 食品製造工場 など |
|
レジモル ハードUW モルタル工法 薄膜平滑 仕上げ 艶有のみ |
◎ | – | 約2 | 60℃
釜下
× |
要 | 2 | 一般的な工場、 一般的な倉庫、 整備工場、 化学薬品工場 機械組立工場、 精密工場、 食品加工工場、 食品製造工場 など |
|
レジモル ハードUW モルタル工法 立面仕上げ |
◎ | ◎ | 約3 ~6 |
80℃
釜下
× |
要 | 4 | 巾木 熱水が流れる 側溝※ ※側溝の狭い幅の 床面については、 立面仕上げでの 施工も可能です。 |
ユカクリートレジモルハードUWの標準膜厚及び、最小・最大膜厚
標準膜厚 | 施工可能 最小膜厚 | 施工可能 最大膜厚 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
膜厚 | 塗布量 | 膜厚 | 塗布量 | 膜厚 | 塗布量 | |
防滑仕上げ | 約7mm | 14kg/㎡ | 約6mm | 12kg/㎡ | 約9mm | 18kg/㎡ |
薄膜防滑仕上げ | 約3mm | 7.35kg/㎡ | 標準膜厚と 同じ |
標準膜厚と 同じ |
約5mm | 12.25kg/㎡ |
平滑仕上げ | 約4mm (2工程合計) |
7.0kg/㎡ (上塗工程) |
約3mm (2工程合計) |
5.5kg/㎡ (上塗工程) |
標準膜厚と 同じ |
標準膜厚と 同じ |
薄膜平滑仕上げ | 約2mm (2工程合計) |
3.0kg/㎡ (上塗工程) |
標準膜厚と 同じ |
標準膜厚と 同じ |
標準膜厚と 同じ |
標準膜厚と 同じ |
立面仕上げ | 約3mm (4工程合計) |
6.0kg/㎡ (立面レジモル工程) |
標準膜厚と 同じ |
標準膜厚と 同じ |
約6mm (4工程合計) |
12.0kg/㎡ (立面レジモル工程) |
光沢
試験結果 | 目視 | 試験方法 | |
---|---|---|---|
レジモルハードUW 艶有 平滑仕上げ 厚み約4mm |
90 | 艶有 (蛍光灯が映る) |
60度グロス |
レジモルハードUW 艶有 薄膜平滑仕上げ 厚み約2mm |
90 | 艶有 (蛍光灯が映る) |
60度グロス |
レジモルハードUW 艶消 平滑仕上げ 厚み約4mm |
1.2 | 艶消 (蛍光灯が全く映らない) |
60度グロス |
物性試験
ユカクリートレジモルハードUW 艶有
試験項目 | 試験結果 | 試験方法 | |||
---|---|---|---|---|---|
防滑仕上げ 厚み約7mm |
薄膜防滑仕上げ 厚み約3mm |
平滑仕上げ 厚み約4mm |
薄膜平滑仕上げ 厚み約2mm |
||
硬度 (ショア―D) |
82 | 82 | 82 | 79 | JIS K 7215 |
耐摩耗性 (mg) |
90 | 65 | 66 | 50 | CS-17、9.8N、 1,000回転 |
圧縮強さ (MPa) |
42 | 41 | 41 | 25 | JIS K 6911 |
曲げ強さ (MPa) |
13 | 13 | 13 | 12 | JIS K 6911 |
耐衝撃性 (落球衝撃) |
100回 異常なし |
100回 異常なし |
100回 異常なし |
10回 異常なし |
1kg・1m |
酸素指数 | 46 | 46 | 32 | 32 | 社内試験 |
付着強さ (MPa) |
2.1 (基材凝集破壊) |
2.1 (基材凝集破壊) |
2.0 (基材凝集破壊) |
2.0 (基材凝集破壊) |
建研式引張試験 |
耐水性 | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 水道水浸漬 1ヵ月 |
ホルムアルデヒド 放散等級 |
F☆☆☆☆ | F☆☆☆☆ | F☆☆☆☆ | F☆☆☆☆ | JIS K 5601-4-1 デシケーター法 |
耐熱温度 (目安) |
130℃ | 90℃ | 90℃ | 60℃ | |
釜下への施工 (ヒートショック 対応) |
○ | × | × | × | |
滑り抵抗 BPN値(湿潤面) |
63 | 54 | 19 | 22 | ポータブル スキッドテスター |
ユカクリートレジモルハードUW 艶消
試験項目 | 試験結果 | 試験方法 | ||
---|---|---|---|---|
防滑仕上げ 厚み約7mm |
薄膜防滑仕上げ 厚み約3mm |
平滑仕上げ 厚み約4mm |
||
硬度 (ショア―D) |
81 | 81 | 81 | JIS K 7215 |
耐摩耗性 (mg) |
80 | 70 | 60 | CS-17、9.8N、 1,000回転 |
圧縮強さ (MPa) |
40 | 40 | 42 | JIS K 6911 |
曲げ強さ (MPa) |
13 | 13 | 14 | JIS K 6911 |
耐衝撃性 (落球衝撃) |
100回 異常なし |
100回 異常なし |
100回 異常なし |
1kg・1m |
酸素指数 | 46 | 46 | 32 | 社内試験 |
付着強さ (MPa) |
2.1 (基材凝集破壊) |
2.1 (基材凝集破壊) |
2.0 (基材凝集破壊) |
建研式引張試験 |
耐水性 | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 水道水浸漬 1ヵ月 |
ホルムアルデヒド 放散等級 |
F☆☆☆☆ | F☆☆☆☆ | F☆☆☆☆ | JIS K 5601-4-1 デシケーター法 |
耐熱温度 (目安) |
130℃ | 90℃ | 90℃ | |
釜下への施工 (ヒートショック 対応) |
○ | × | × | |
滑り抵抗 BPN値(湿潤面) |
70 | 55 | 19 | ポータブル スキッドテスター |
耐汚染性(レジモルハードUW 艶有 平滑仕上げ)
カーボン5%溶液 スポット試験 72時間 | タイヤ片 100往復 ラビング(社内試験) | ||||
---|---|---|---|---|---|
72時間 スポット試験後 |
▷ | 拭き取り後 (簡単に除去) |
タイヤ片 ラビング試験後 |
▷ | 拭き取り後 (簡単に除去) |
ラビングテスターによるラビング試験
耐摩耗性(キャスター試験)
①材質;NBR(ニトロブタジエンゴム)
②形状;車輪径75mm 車輪幅23mm
③接触面積;約3c㎡
④荷重;120kg
⑤回転速度;15rpm
【試験板】
タイル#70(厚膜エポキシ塗床材) ペースト工法 平滑 約2mm厚
硬質ウレタン塗床材 ペースト工法 平滑 約2mm厚
レジモルハードUW モルタル工法 平滑仕上げ 約4mm厚
摩耗減り具合(深さ)
抗菌性(抗菌仕様)
【JIS Z 2801(2010) 抗菌加工製品ー抗菌性試験方法・抗菌効果による抗菌力試験】
※JIS Z 2801-2010 「抗菌効果」:この規格の試験方法によって得られる抗菌活性値が「2.0」以上のとき、抗菌加工製品は抗菌効果があるものと判断します。
大腸菌 | 黄色ブドウ球菌 | MRSA | |
---|---|---|---|
試験前 | |||
▼ | ▼ | ▼ | |
試験後 | |||
抗菌活性値:2.0以上 抗菌効果あり |
抗菌活性値:2.0以上 抗菌効果あり |
抗菌活性値相当:2.0以上 抗菌効果あり |
【試験結果報告書】
試験機関:一般財団法人 日本食品分析センター
耐衝撃性
落球衝撃試験 1kg鉄球・1m落下 | 落球衝撃試験後の塗面 |
---|---|
試験結果 | レジモルハードUW 防滑仕上げ 厚み約7mm |
レジモルハードUW 平滑仕上げ 厚み約4mm |
レジモルハードUW 薄膜平滑仕上げ 厚み約2mm |
(参考) 厚膜2液型 エポキシ樹脂塗り床 厚み約2mm |
---|---|---|---|---|
落球 回数 |
100回 割れ・浮き・剥離なし |
100回 割れ・浮き・剥離なし |
10回 割れ・浮き・剥離なし |
3回 割れ・浮き・剥離発生 |
耐薬品性
系統 | 薬品の種類 | 濃度% | 評価 |
---|---|---|---|
酸 | 塩酸 | 10 | ○ |
20 | × | ||
36 | × | ||
硫酸 | 5 | ○ | |
10 | ○ | ||
20 | ○ | ||
30 | ○ | ||
硝酸 | 5 | △ | |
10 | △ | ||
20 | × | ||
りん酸 | 10 | × | |
20 | × | ||
30 | × | ||
酢酸 | 5 | △ | |
10 | △ | ||
20 | × | ||
乳酸 | 5 | △ | |
10 | △ | ||
20 | △ | ||
クエン酸 | 10 | △ | |
20 | △ | ||
オレイン酸 | 飽和 | ○ | |
アルカリ | 水酸化ナトリウム | 10 | ◎ |
20 | ◎ | ||
36 | ◎ | ||
水酸化カリウム | 10 | ◎ | |
20 | ◎ | ||
水酸化カルシウム | 飽和 | ◎ | |
アンモニア | 10 | ◎ | |
20 | ◎ | ||
塩 | 炭酸バリウム | 飽和 | ◎ |
塩化カルシウム | 飽和 | ◎ | |
塩化マグネシウム | 飽和 | ◎ | |
炭酸ナトリウム | 飽和 | ◎ | |
溶剤 | メタノール | ○ | |
エタノール | △ | ||
IPA | ○ | ||
フェノール(10%含水) | △ | ||
トルエン | ○ | ||
キシレン | ○ | ||
アセトン | △ | ||
MEK | △ | ||
酢酸エチル | △ | ||
四塩化炭素 | △ | ||
消毒液 | クレゾール石鹸 | 5 | △ |
次亜塩素酸ソーダ | 20 | ○ | |
塩化ベニサルコウム | 1 | ◎ | |
グルコン酸クロルヘキシジンエタノール液 | 2 | ◎ | |
過酸化水素 | 30 | ○ | |
過マンガン酸カリウム | 1 | ○ | |
ホルマリン | 37 | ◎ | |
ヨードチンキ | ○ | ||
石油 | ガソリン | ◎ | |
灯油 | ◎ | ||
機械油(3号) | ◎ | ||
ひまし油 | ◎ |
耐熱性
(1)塗膜の耐熱温度(熱軟化温度)について
ユカクリートレジモルハードUWの各仕上げにおける塗膜の耐熱温度(熱軟化温度、ビカット軟化点)は以下のとおりです。
塗膜が軟化する温度の目安です
耐熱温度 (熱軟化温度、ビカット軟化点) |
レジモルハードUW 艶有 |
レジモルハードUW 艶消 |
---|---|---|
防滑仕上げ | 220℃ | 210℃ |
平滑仕上げ | 170℃ | 170℃ |
薄膜防滑仕上げ | 210℃ | 210℃ |
薄膜平滑仕上げ | 170℃ | 180℃ |
【試験方法】
ビカット軟化点測定
試験片をシリコーン油中に浸漬し、10Nの荷重をかけ、250℃になるまで、昇温します。試験片への最大浸入(針入)量が1mmに達した際の温度をビカット軟化点(℃)とします。
(2)温冷繰り返し(ヒートショック)について
▲熱衝撃試験機(温冷ヒートショック試験)
継続する温冷繰り返しでの耐熱温度 (あくまでも目安です) |
レジモルハードUW 艶有 |
レジモルハードUW 艶消 |
||
---|---|---|---|---|
目安の温度 | 釜下の施工 | 目安の温度 | 釜下の施工 | |
防滑仕上げ(6mm厚、7mm厚) | 130℃ | ○ | 130℃ | ○ |
平滑仕上げ | 90℃ | × | 90℃ | × |
薄膜防滑仕上げ | 90℃ | × | 90℃ | × |
薄膜平滑仕上げ | 60℃ | × | (設定していません) |
温冷繰り返しサイクル試験結果
試験項目 | 試験結果 | 試験方法 |
---|---|---|
防滑仕上げ 厚み約7mm | ||
温冷繰り返し試験(1) | 50サイクル 異常なし |
沸騰水1時間 ⇔ 常温水(20℃) 1時間 (日本塗り床工業会NNK-011) |
温冷繰り返し試験(2) | 1000サイクル 異常なし |
90℃熱水噴射 ⇔ 常温水(20℃)噴射 |
極低温(-30℃)での付着性・耐衝撃性
室温養生1週間の後、-30℃で2週間養生(恒温恒湿器内にて)。
落球衝撃試験後の試験板 ▷ | ||
防滑仕上げ 厚み約7mm |
平滑仕上げ 厚み約4mm |
|
---|---|---|
落球衝撃試験 (1kg・1m) |
100回 割れ・浮き・剥離なし (落球した中心部分は白くなった)※ |
100回 割れ・浮き・剥離なし (落球した中心部分は白くなった)※ |
付着性 | 1.5N/m㎡以上 (基材の凝集破壊) |
1.5N/m㎡以上 (基材の凝集破壊) |
色
防滑仕上げ 厚み約7mm |
薄膜防滑仕上げ 厚み約3mm |
平滑仕上げ 厚み約4mm |
薄膜平滑仕上げ 厚み約2mm |
防滑仕上げ 厚み約7mm |
防滑仕上げ 厚み約7mm |
防滑仕上げ 厚み約7mm |
防滑仕上げ 厚み約7mm |
防滑仕上げ 厚み約7mm |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グリーン |
グリーン |
グリーン |
グリーン |
イエロー |
レッド |
グレー |
ライト グリーン |
ライト グレー |
レジモルハードUW(艶有・艶消)配合比と荷姿
※必ず「主剤」と「硬化剤」は「艶有」・「艶消」をお選び下さい。
荷姿 | 消防法 | 配合比(1バッチ当たりの混合量) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
防滑 仕上げ |
薄膜防滑 仕上げ |
平滑 仕上げ |
薄膜平滑 仕上げ |
タック コート |
立面 | |||
主剤 (艶有・艶消) |
4kg・ 2kg |
非危険物 | 2kg | 2kg | 4kg | 4kg | 2kg | 2kg |
硬化剤 (艶有・艶消) |
4kg・ 2kg |
第4類 第4石油類 |
2kg | 2kg | 4kg | 4kg | 2kg | 2kg |
専用骨材 (防滑用) |
20kg | 非危険物 | 20kg | – | – | – | – | – |
専用骨材 (薄膜防滑用) |
17kg | 非危険物 | – | 17kg | – | – | – | – |
専用骨材 (平滑用) |
20kg | 非危険物 | – | – | 20kg | – | – | – |
専用骨材 (薄膜平滑用) |
12kg | 非危険物 | – | – | – | 12kg | – | – |
専用骨材 (タックコート用) |
3kg | 非危険物 | – | – | – | – | 3kg | – |
専用骨材 (立面用) |
20kg | 非危険物 | – | – | – | – | – | 20kg |
硬化促進剤 | 400g | 非危険物 | 必要量 | 必要量 | 必要量 | |||
主剤:硬化剤:専用骨材の配合比(質量比) | 1:1:10 | 2:2:17 | 1:1:5 | 1:1:3 | 2:2:3 | 1:1:10 |
主剤・硬化剤2kg(艶消)が環境にやさしい、落下にも強い「パウチ容器」になりました。
(それ以外は缶のままです)
主剤・硬化剤2kg(艶消)の荷姿 |
主剤・硬化剤4kg(艶有・艶消)の荷姿 (写真は艶有) |
||||
専用骨材 防滑用20kg |
専用骨材 薄膜防滑用17kg |
専用骨材 平滑用20kg |
専用骨材 薄膜平滑用12kg |
専用骨材 タックコート用3kg |
専用骨材 立面用20kg |
塗装工程
■モルタル工法 防滑仕上げ 厚み約7mm 新設コンクリート及びモルタルの場合
艶有 艶消 共通
工程 | 品名 | 塗回数 (回) |
塗付量 (kg/㎡/回) |
塗装 方法 |
塗装間隔 (23℃) |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 下地 | 1. 下地モルタル及びコンクリートは金ゴテ仕上げで、十分強度のあるものとします。 2. 通常、モルタルは打設後2週間以上、コンクリートは4週間以上の養生が必要です。 |
|||||
2 | 下地 処理 |
1. 含水調査はポリエチレンフィルムを床面に敷き、周囲をテープで密封して翌日(16時間後) 開封する手順で行い、床面が黒っぽく濡れたりフィルムに結露していないこととします。 また、含水率は、デジタル式水分計で5%以下を目安とします。 2. 必ず全面をサンドペーパーがけ(P24~P40)により目荒らしを行い、汚染物やレイタンス などを除去します。 (下地がち密である場合は水平回転式研磨機等」で目荒しします。) 3. 油脂、グリース、タールなどはシンナーか洗剤で除去します。 4. 必要に応じてクラック、穴などを補修します。 |
|||||
3 | 目地 切り |
1. 硬化収縮によるはがれを防ぐために、目地切りを行って下さい。 2. 平面部は5m間隔を目安に、幅10mm×深さ5~10mmの目地を入れて下さい。 3. 壁際や柱周り、パイプ周りなども同様に欠き込みを入れて下さい。 |
|||||
4 | 墨出し | 上塗の1バッチ(主剤2kg+硬化剤2kg+専用骨材 防滑用20kg)の施工面積分を墨出しなどで、 区分けします。 |
|||||
5 | 上塗 (モルタル) |
ユカクリート レジモルハードUW 主剤 (艶有か艶消を選択) |
1 | 1.17 | 合計 14.0 |
コテ | –
軽歩行時間 |
ユカクリート レジモルハードUW 硬化剤 (艶有か艶消を選択) |
1.17 | ||||||
ユカクリート レジモルハードUW 専用骨材 防滑用 |
11.66 | ||||||
6 | マスチック ローラー (必要に応じて) |
上塗をコテで塗り広げた直後に、マスチックローラーで空ローラー押えを行い、 均一にならして下さい。 マスチックローラー工程がない仕上がりと比較して、若干、樹脂が浮いた仕上り になります。 |
■モルタル工法 薄膜防滑仕上げ 厚み約3mm 新設コンクリート及びモルタルの場合
艶有 艶消 共通
工程 | 品名 | 塗回数 (回) |
塗付量 (kg/㎡/回) |
塗装 方法 |
塗装間隔 (23℃) |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 下地 | 【防滑仕上げ 厚み7mmと同じです。】 | |||||
2 | 下地 処理 |
||||||
3 | 目地 切り |
||||||
4 | 墨出し | 上塗の1バッチ(主剤2kg+硬化剤2kg+専用骨材 薄膜防滑用17kg)の施工面積分を 墨出しなどで、区分けします。 |
|||||
5 | 上塗 (モルタル) |
ユカクリート レジモルハードUW 主剤 (艶有か艶消を選択) |
1 | 0.70 | 合計 7.35 |
コテ | –
軽歩行時間 |
ユカクリート レジモルハードUW 硬化剤 (艶有か艶消を選択) |
0.70 | ||||||
ユカクリート レジモルハードUW 専用骨材 薄膜防滑用 |
5.95 | ||||||
6 | マスチック ローラー (必要に応じて) |
上塗をコテで塗り広げた直後に、マスチックローラーで空ローラー押えを行い、 均一にならして下さい。 マスチックローラー工程がない仕上がりと比較して、若干、樹脂が浮いた仕上り になります。 |
■モルタル工法 平滑仕上げ 厚み約4mm 新設コンクリート及びモルタルの場合
艶有 艶消 共通
工程 | 品名 | 塗回数 (回) |
塗付量 (kg/㎡/回) |
塗装 方法 |
塗装間隔 (23℃) |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 下地 | 【防滑仕上げ 厚み7mmと同じです。】 | |||||
2 | 下地 処理 |
||||||
3 | 目地 切り |
||||||
4 | 墨出し | 下塗の1バッチ(主剤4kg+硬化剤4kg+専用骨材 平滑用20kg)の施工面積分を 墨出しなどで、区分けします。 |
|||||
5 | 下塗 | ユカクリート レジモルハードUW 主剤 (艶有か艶消を選択) |
1 | 0.43 | 合計 3.00 |
コテ | 16時間以上 7日以内 |
ユカクリート レジモルハードUW 硬化剤 (艶有か艶消を選択) |
0.43 | ||||||
ユカクリート レジモルハードUW 専用骨材 平滑用 |
2.14 | ||||||
6 | 墨出し | 上塗(モルタル)の1バッチ(主剤4kg+硬化剤4kg+専用骨材 平滑用20kg)の施工面積分を 墨出しなどで、区分けします。 |
|||||
7 | 上塗 (モルタル) |
ユカクリート レジモルハードUW 主剤 (艶有か艶消を選択) |
1 | 1.00 | 合計 7.00 |
コテ | –
軽歩行時間 |
ユカクリート レジモルハードUW 硬化剤 (艶有か艶消を選択) |
1.00 | ||||||
ユカクリート レジモルハードUW 専用骨材 平滑用 |
5.00 | ||||||
8 | スパイク ローラー (必要に応じて) |
上塗をコテで塗り広げた直後に、スパイクローラーでローラー通しを行い、 均一にならして下さい。塗継ぎや下地からのピンホールが目立つ場合に 効果があります。 (タイミングが遅れるとローラー目が残る場合がありますので注意が必要です) |
■モルタル工法 薄膜平滑仕上げ 厚み約2mm 新設コンクリート及びモルタルの場合
艶有 のみ
工程 | 品名 | 塗回数 (回) |
塗付量 (kg/㎡/回) |
塗装 方法 |
塗装間隔 (23℃) |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 下地 | 【防滑仕上げ 厚み7mmと同じです。】 | |||||
2 | 下地 処理 |
||||||
3 | 目地 切り |
||||||
4 | 墨出し | 下塗の1バッチ(主剤4kg+硬化剤4kg+専用骨材 薄膜平滑用12kg)の施工面積分を 墨出しなどで、区分けします。 |
|||||
5 | 下塗 | ユカクリート レジモルハードUW 主剤 艶有 |
1 | 0.20 | 合計 1.00 |
コテ | 16時間以上 7日以内 |
ユカクリート レジモルハードUW 硬化剤 艶有 |
0.20 | ||||||
ユカクリート レジモルハードUW 専用骨材 薄膜平滑用 |
0.60 | ||||||
6 | 墨出し | 上塗(モルタル)の1バッチ(主剤4kg+硬化剤4kg+専用骨材 薄膜平滑用12kg)の施工面積分を 墨出しなどで、区分けします。 |
|||||
7 | 上塗 (モルタル) |
ユカクリート レジモルハードUW 主剤 艶有 |
1 | 0.60 | 合計 3.00 |
コテ | –
軽歩行時間 |
ユカクリート レジモルハードUW 硬化剤 艶有 |
0.60 | ||||||
ユカクリート レジモルハードUW 専用骨材 薄膜平滑用 |
1.80 |
■モルタル工法 立面仕上げ 厚み約3mm 新設コンクリート及びモルタルの場合
艶有 艶消 はトップコートで選択
工程 | 品名 | 希釈 (%) |
塗回数 (回) |
塗付量 (kg/㎡/回) |
塗装 方法 |
塗装間隔 (23℃) |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 下地 | 【防滑仕上げ 厚み7mmと同じです。】 | ||||||
2 | 下地 処理 |
|||||||
3 | 目地 切り |
【目地切りが可能な下地であるかを充分に確認します。】 硬化収縮による剥離を防ぐために、目地切りを行います。 |
||||||
4 | タック コート |
ユカクリート レジモルハードUW 主剤(艶消を選択) |
– | 1 | 0.0085 | 合計 0.03kg/m 注意 ㎡あたり でなく、 100mm高 巾木1m分 |
はけ ローラー |
1時間以内 |
ユカクリート レジモルハードUW 硬化剤(艶消を選択) |
0.0085 | |||||||
ユカクリート レジモルハードUW 専用骨材 タックコート用 |
0.0013 | |||||||
5 | Rの形成
※R30の |
【Rの形成】 1. バックアップ材などで床面と巾木を区分けする場所を定めます。 2. 主剤:硬化剤:専用骨材(立面レジモル用)=1:1:10(質量比)で 混合したものをRコテ、ヘラ等で塗りつけしてください。 |
コテ ヘラ |
直後 | ||||
ユカクリート レジモルハードUW 主剤(艶消を選択) |
– | 1 | 0.10 | 合計 1.20kg/m 注意 ㎡あたり でなく、 R30での 長さ1m分 |
コテ ヘラ |
|||
ユカクリート レジモルハードUW 硬化剤(艶消を選択) |
0.10 | |||||||
ユカクリート レジモルハードUW 専用骨材 立面用 |
1.00 | |||||||
6 | 立面 レジモル 長さ1m × 高さ 100mm |
ユカクリート レジモルハードUW 主剤(艶消を選択) |
– | 1 | 0.05 | 合計 0.60kg/m 注意 ㎡あたり でなく、 100mm高 巾木1m分 |
コテ ヘラ |
3時間以上 7日以内 |
ユカクリート レジモルハードUW 硬化剤(艶消を選択) |
0.05 | |||||||
ユカクリート レジモルハードUW 専用骨材 立面用 |
0.50 | |||||||
7 | トップ コート |
ユカクリート レジモルハードUW トップコート (主剤:硬化剤=5:1) 艶有か艶消を選択 |
清水 10~ 20 |
1~2 推奨は 2回塗 |
0.013~ 0.016kg/m・回 注意 ㎡あたり でなく、 100mm高 巾木1m分 |
ハケ ローラー |
2時間以上 7日以内 軽歩行時間 16時間以上 (20℃) |
■不陸調整材 デンカ ハイプレタスコンTYPE-Ⅱ
工程 | 品名 | 塗回数 (回) |
塗付量 (kg/㎡/回) |
塗装 方法 |
塗装間隔 (23℃) |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 下地 | 【防滑仕上げ 厚み7mmと同じです。】 | |||||
2 | 下地処理 | ||||||
3 | 目地切り | 不要です。 | |||||
4 | 不陸修正 | デンカ ハイプレタスコンTYPE-Ⅱ | 1 | 19.8 | 合計 22.6~22.8 (10mm厚) |
コテ | 3時間以上 |
水 | 2.8~3.0 | ||||||
5 | 目地切り | 1. 硬化収縮によるはがれを防ぐために、必ず目地切りを行ってください。 2. 平面部は5mm間隔を目安に、幅10mm×深さ5~10mmの目地を入れてください。 3. 壁際や柱周り、パイプ周りなども同様に欠き込みを入れてください。 |
|||||
6 | 墨出し | 各仕様においての1バッチ(主剤+硬化剤+専用骨材)の施工面積分を墨出しなどで、区分けします。 | |||||
7 | UW施工 | 各仕様に基づいて、レジモルハードUWを流しのべします。 |
硬化促進剤の注意(各仕様共通)
- レジモルハードUWの施工の際には、気温に応じた規定量のレジモルハードUW硬化促進剤を、先に主剤(艶有・艶消を選択)に添加して撹拌して下さい。その後、硬化剤(艶有・艶消を選択)を入れて再撹拌して下さい。
- 「主剤」⇒「硬化促進剤」⇒「硬化剤」⇒「攪拌」としたり、「主剤」⇒「硬化剤」⇒「硬化促進剤」⇒「攪拌」といった、硬化剤と硬化促進剤の直接の接触は絶対に行わないで下さい。作業性、仕上がり等に大きく影響します。
硬化時間と可使時間(硬化促進剤の主剤に対しての添加量)
「硬化時間16時間の場合」
※艶有と艶消で添加量が異なります。 | 5℃ | 10℃ | 15℃ | 20℃ | 25℃ | 30℃ | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レジモルハードUW 艶有 |
レジモルハードUW 硬化促進剤 |
添加量(%) | 2.0 | 1.5 | 1.0 | 0.5 | – | – |
可使時間(分) | 17 | 18 | 18 | 18 | 15 | 13 | ||
主剤2kgに対して(g) | 40 | 30 | 20 | 10 | – | – | ||
主剤4kgに対して(g) | 80 | 60 | 40 | 20 | – | – | ||
レジモルハードUW 艶消 |
添加量(%) | 4.0 | 3.0 | 2.0 | 1.0 | 0.5 | – | |
可使時間(分) | 15 | 14 | 13 | 12 | 12 | 12 | ||
主剤2kgに対して(g) | 80 | 60 | 40 | 20 | 10 | – | ||
主剤4kgに対して(g) | 160 | 120 | 80 | 40 | 20 | – |