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作業性、安全性に優れ塗替用にも適する塗床材『水系ボージンコート』

薄膜水性1液型アクリル樹脂系塗床材『水系ボージンコート』

水系ボージンコートは、特殊アクリル樹脂エマルションを主成分としたモルタル・コンクリート及びアスファルト面用の水系光沢型塗床材です。水系ですので、作業性や安全性に優れ、しかも旧塗膜への付着性が良く、塗替用としても優れた性能を発揮します。

特長

  1. ホルムアルデヒドの放散量が少なく、日本塗料工業会の認定を受けています。
    日塗工登録番号 D01146
    ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆(規制対象外)
  2. 速乾性です。約4時間で軽歩行ができます。(23℃)
  3. 水系塗料ですので、引火の危険性がありません。また、非危険物ですので、貯蔵や保管にも場所を選びません。
  4. 光沢は溶剤型アクリル系塗料に匹敵します。
  5. 汚れがつきにくく、美しく鮮明な色調を長期にわたり保持します。
  6. 作業性がよく、はけ、ローラー、スプレーなどでどなたでも簡単に塗装ができます。
  7. 水希釈の塗料ですから取扱いが安全で簡便な上にシンナー臭がしませんので塗装作業が楽しくなります。
  8. 塗料中にPRTR対象物質を含んでいません。
  9. 豊富な標準色は、床面をきれいに塗り分けて作業の安全や効率の向上に役立ちます。

用途

標準塗装仕様

■新設コンクリートモルタル面の場合(コーティング工法 平滑仕上げ)

工程 品名 内容 塗付量
(kg/㎡)
塗装間隔
(23℃)
1 下地 下地モルタル及びコンクリートは金ゴテ仕上げで、十分強度のあるものとします。
通常、モルタルは打設後2週間以上、コンクリートは4週間以上の養生が必要です。
2 下地
処理
1. 含水調査はポリエチレンフィルムを床面に敷き、周囲をテープで密封して翌日(16時間後)
開封する手順で行い、床面が黒っぽく濡れたりフィルムに結露していないこととします。
また、含水率は、デジタル式水分計で5%以下を目安とします。
2. 必ず全面をサンドペーパーがけ(P24~P40)により目荒しを行い、汚染物やレイタンス
などを除去します。
3. 油脂、グリース、タールなどはシンナーか洗剤で除去します。
4. 必要に応じて、クラック、穴などを補修します。
3 下塗 ユカクリート
水系プライマーC
希釈せず、はけ、ローラーで均一に塗装します。
(使用したはけ、ローラーは他の塗料に使用
しないで下さい。)
0.10~0.20 4時間以上
7日以内
4 上塗
(1回目)
水系ボージンコート 塗料を清水で5~10%(質量)希釈し、ローラー、
はけで塗装します。
0.15~0.20 2時間以上
7日以内
5 上塗
(2回目)
水系ボージンコート 塗料を清水で5~10%(質量)希釈し、ローラー、
はけで塗装します。
0.15~0.20
6 養生 養生期間中は出入口を封鎖し、歩行しないように注意します。
軽歩行可能時間 4時間以上(23℃)

■防滑仕上げ

中塗りを塗布し、直後に6~7号硅砂0.1~0.2kg/㎡を散布して下さい。乾燥後、余分な硅砂を取り除き、さらに1~2回塗装して下さい。中塗りと砂散布は、特にムラのないよう注意して施工して下さい。

性能

※塗膜物性の試験結果は実測値であり、保証値ではありません。
項目 結果 試験方法
鏡面光沢度 70 JIS K 5600-4-7
乾燥時間 指触 25分 23℃、50%RH
半硬化 2時間
鉛筆引っかき値 F JIS K 5600-5-4
耐おもり落下性 合格 JIS K 5600-5-3-6 1/2インチ 500g 50cm
耐摩耗性 71mg JIS K 5600-5-9 CS-17 4.9N 1000回転
159mg 日本塗り床工業会 CS-17 9.8N 1000回転
耐水性 異常なし 水道水 6時間浸漬
耐アルカリ性 異常なし 2%かせいソーダ水溶液 6時間浸漬
促進耐候性 異常なし サンシャインウェザオメーター 1000時間
ホルムアルデヒド放散等級
ユカクリート水系プライマーC F☆☆☆☆ 日塗工登録番号 D01212
水系ボージンコート F☆☆☆☆ 日塗工登録番号 D01146

標準色

※色見本は印刷のため色調が異なります。※ユカクリート、ボージンコート標準色見本帳をご参照下さい。

容量と塗装面積

品名 容量 塗装面積
ユカクリート水系プライマーC 15kg
(4kgあり)
75~150(㎡/1回/1缶)
水系ボージンコート 15kg
(4kgあり)
37~50(㎡/2回/1缶)